主な消化管感染症の感染源と潜伏期間
02 Jul. 2022主な消化管感染症の感染源と潜伏期間
感染性腸炎(いわゆる食中毒)の主な病原生物と潜伏期間(感染してから発症するまでの期間)
夏場に増える感染と冬場に増える感染があります。
主要な症状としては急な腹痛、下痢、嘔吐、発熱、時に血便なども見られます。症状が見られましたら胃腸科・消化器内科で相談するのが良いです。
病原生物 | 潜伏期間 | 食品 |
ノロウイルス | 24-48時間 | 貝類、二次感染 |
黄色ブドウ球菌毒素 | 1-6時間 | 手指からの感染(おにぎりなど) |
ウエルシュ菌 | 6-18時間 | 食肉加工品 |
毒素原性大腸菌 | 1-3日間 | 糞便で汚染された食品 |
カンピロバクター | 2-5日間 | 鶏肉、牛乳 |
サルモネラ | 1-3日間 | 卵、鶏肉、生鮮食品、牛乳 |
腸炎ビブリオ | 2-48時間 | 生の魚介類 |
山梨県甲府市 消化器内科・内科・胃腸科 いわもと内科おなかクリニック