いわもと内科おなかクリニック｜甲府市向町

胃痛とは

当院へ受診されるかたの中でも最も頻度の高い症状のひとつが胃痛です。みなさん「胃痛」や「胃が痛い」といわれてよくご来院されます。しかし、実際に受診されて診察や検査の結果で胃以外が原因のことも多くみられます。医学的には「心窩部痛：しんかぶつう」と呼びます。心窩部痛は鳩尾（みぞおち）の痛み全般を指します。胃痛と呼ばない理由は上記の通り、原因が胃ではないことも多いからです。原因や診断は問診、腹部診察や諸検査にて行います。時には内服処方を実施しその効果や経過から診断することもあります。

緊急性の高い胃痛とは

☑我慢できないほどの強い痛み
☑歩く時の振動で響く
☑嘔吐・吐血・黒色便（タール便）
☑発熱がある

このような症状のある方は医療機関を受診しましょう

胃痛の原因

当院へ受診されるかたの中でも最も頻度の高い症状のひとつが胃痛です。みなさん「胃痛」や「胃が痛い」といわれてよくご来院されます。しかし、実際に受診されて診察や検査の結果で胃以外が原因のことも多くみられます。医学的には「心窩部痛：しんかぶつう」と呼びます。心窩部痛は鳩尾（みぞおち）の痛み全般を指します。胃痛と呼ばない理由は上記の通り、原因が胃ではないことも多いからです。原因や診断は問診、腹部診察や諸検査にて行います。時には内服処方を実施しその効果や経過から診断することもあります。

緊急性の高い胃痛とは

生活習慣

食事習慣（暴飲暴食・脂質の多いものや消化に悪い食事をとる）、ストレスなどで起こります。

逆流性食道

日常の診療で最も高頻度にみられるのが逆流性食道炎です。みぞおちの痛みのほかに胸やけ・口の中が酸っぱくなる（呑酸）・咳・痰・げっぷが多いなどを伴うこともあります。寝ているときの症状悪化なども特徴です。診断には胃カメラ検査を行います。

胃炎

いわゆる胃が荒れている状態で、大きくわけて急性胃炎と慢性胃炎にわかれます。 急性胃炎は感染症や薬剤の副作用など急におこるものを指します。多くは症状の突然の発症と短期間で徐々に改善していきます。慢性胃炎は胃酸や薬剤、ピロリ菌など様々な原因で長期的に軽度の症状を起こし続けます。

胃潰瘍

胃の壁（粘膜）が大きく欠損することです。放置、悪化により出血を起こし、吐血や下血（黒色便）が見られたり、胃の壁に穴が開き緊急手術を要する場合もあります。原因としてはピロリ菌、一部の薬剤、ストレスなどがあります。

胃癌

胃癌は胃の粘膜細胞から発症する悪性疾患です。悪化していくと胃痛のほかに黒色便、体重減少、貧血などをきたしていきます。

胃以外の疾患

胃痛と訴えられて受診された方の中に胃以外の疾患が原因のこともあります。胆のう疾患・心臓疾患・肝臓疾患・膵臓疾患などがあげられます。問診や腹部診察・検査等で原因を特定していきます。

胃痛の診断に用いる検査

胃カメラ検査

胃の疾患の有無について検査できます。口・鼻のいずれかから内視鏡を挿入し直接病変を確認します。

血液検査

貧血・炎症反応・肝機能・膵臓機能・腫瘍マーカー等が可能です。

腹部レントゲン検査

主に胃腸のガスについての評価を行います。胃腸の運動状態の評価に用います。

腹部エコー検査

主に肝臓・胆のう・膵臓などの評価を行います。胃腸も評価対象には含まれますが検出感度は内視鏡に劣ります。

腹部CT検査

腹部全体を写真撮影し腫瘍や炎症といった全体的な評価が可能です。内視鏡や腹部エコー検査で評価困難だった方・病気の疑いがあるといった方に用います。腹部全体を検査することで腹部エコーよりも正確な診断ができることが多いです。胃の病気に関しては微小病変は検出困難で胃カメラを必要とします。当院では近隣の連携病院へ直接CT検査の予約取得が可能です。

当院の内視鏡

当院では口からと鼻からの検査が可能です。過去に苦痛が強く嫌なイメージのある方は麻酔内視鏡といった選択もあります。当院は日本内視鏡学会認定の内視鏡専門医が検査を実施いたします。可能な限り苦痛が少なく、正確な診断に努めてまいります。

気になる方は当院へ受診を

症状の気になる方は一度ご相談ください。
胃カメラ検査希望の方は事前の予約取得も電話・WEBから可能です（予約優先）。症状の強い方は可能な限り緊急内視鏡も承ります。お気軽に受診ください。