胃癌は胃にできる悪性腫瘍を示し、日本人では特に多い疾患とされています。早期発見、早期治療が重要です。
☑ピロリ菌感染
☑胃粘膜萎縮
☑遺伝性疾患
☑喫煙
特にピロリ菌感染と胃癌との関連が重要です。
☑腹痛・胃痛(心窩部痛)
☑食欲低下
☑嘔気・嘔吐
☑黒色便
☑体重減少
このような症状が見られた際は胃腸専門医へ受診しましょう。
・胃カメラ検査:胃の中を直接観察し胃癌の発見が可能です。
・胃バリウム検査:バリウムを飲んで行うX線検査です。主に検診などで行います。
・腹部CT検査:腹部の断層写真を撮影することで癌の発見を行います。主に進行癌の発見や転移の有無について評価します。
・腫瘍マーカー検査:血液検査で測定します。感度はほかの検査と比べると低く、主に検診などで行います。
・胃癌の発見
直接観察をすることで胃癌の発見と組織生検検査による確定診断が可能です。
・胃癌リスクの層別化
胃の萎縮の有無・鳥肌胃炎の有無・雛壁腫大の有無などを確認することで今後の胃癌発癌リスクが高いかどうかを判断することが可能です。
当院では口からと鼻からの検査が可能です。過去に苦痛が強く嫌なイメージのある方は麻酔内視鏡といった選択もあります。検査への不安感を最小限にできるよう努めております。検査は日本内視鏡学会内視鏡専門医が実施いたします。
症状の気になる方は一度ご相談ください。 胃カメラ検査希望の方は事前の予約取得も電話・WEBから可能です(予約優先)。症状の強い方は可能な限り緊急内視鏡も承ります。お気軽に受診ください。
(参考文献:早期胃癌の内視鏡診断ガイドライン 2019日本内視鏡学会)
学歴
山梨大学医学部 卒業
山梨大学大学院博士課程修了
(研究課題:クローン病における便中カルプロテクチンと小腸バルーン内視鏡の関連)
主な職歴
山梨大学医学部附属病院 第1内科
山梨県立中央病院 消化器内科
東京医科歯科大学 消化器内科/炎症性腸疾患センター
所属学会・資格
日本内科学会 認定医
日本消化器病学会 専門医
日本内視鏡学会 専門医
日本消化管学会(胃腸科)専門医
日本炎症性腸疾患学会
難病指定医
小児慢性特定疾病指定医