いわもと内科おなかクリニック|甲府市向町

おなかに優しいかかりつけ医

Endoscope内視鏡

   

胃カメラ検査について

 当院での胃カメラ検査は最新の細径スコープを使用し、鼻からの検査も可能です。細いカメラですが高画質で微小病変も発見が可能となっています。苦痛の強い方では眠る麻酔も可能ですのでご相談ください。(麻酔内視鏡希望の方は事前に受診をお願いいたします)
胃カメラ検査は胃癌の早期発見に有用な検査です。また胃癌の危険因子とされるピロリ菌の有無についても評価が可能です。ピロリ菌がいる方、除菌歴のある方では1年に1回の検査をおすすめしております。
当院では電話、Webでの事前予約も可能です。また当日の混雑状況によっては予約なしでも検査は可能な限り行なわせていただきます。また午後希望の方も検査対応いたします。お気軽にお尋ねください。
*午前中検査の方は前日21時以降は水分摂取のみでおこしください。午後検査希望の方は当日は水分摂取のみでおこしください。

大腸カメラ検査について(診察して後日の検査となります)

 大腸カメラは肛門から挿入し、盲腸までカメラを挿入し大腸の観察を行う検査です。大腸癌、大腸ポリープ、腸炎などの有無を確認するために行います。
前処置として下剤の内服を4時間前から行い、腸の中を洗浄してから検査になります。当クリニック院長は小腸・大腸の内視鏡専門医としてこれまで数多くの検査を経験しており、可能な限り苦痛の少ない検査を心がけております。
患者様によっては痛みが強い場合もあります。当院では患者様の身体的、精神的負担の軽減目的に静脈麻酔(眠る麻酔)を使用して苦痛の少ない検査を行うことも可能です。
前処置の下剤については従来の2L内服するタイプ(ニフレック)、1L下剤内服と水500mlを内服するタイプ(モビプレップ)の他に、150mlの下剤と水、お茶、スポーツドリンクなどの透明な飲料1250ml内服を前日と当日の2回行う(ピコプレップ)といった下剤内服が最小で済む新しい下剤まで採用しております。下剤内服が苦痛である方はぜひお試しください。
当院では大腸カメラを受ける患者様が待機する専用個室を用意しております。ご希望の方は院内での下剤内服から検査後の休憩まで使用することが可能です。どうぞご利用ください。

  • 検査前日
    決められた時間に下剤内服(下剤により飲み方は異なります)
  • 検査当日朝
    指定の下剤内服 *院内で下剤に内服の方は午前9時にご来院ください。個室へご案内いたします。
  • 検査当日午後
    内視鏡検査を行います。検査後に結果説明をいたします。 検査後、麻酔を使用した方は30分安静があります

日帰り大腸ポリープ切除について

 当院では大腸カメラ検査時に治療適応と判断されるポリープを見つけた際はその場で切除を相談可能です。大腸ポリープの一部は時間が経つにつれ増大し大腸癌へ進行する恐れのある病気です。切除の希望のある方は事前に問診や血液検査で切除治療が可能かを確認いたします。大腸癌が強く疑われる大きい病変のみつかった方、抗血栓薬(血液をサラサラにする薬)を内服している方、重度の全身疾患がある方(心不全、腎不全、肝不全など)などは切除ができない場合があります。事前の受診の際にご説明、希望の確認をいたしますので気軽にお尋ねください。
大腸ポリープを切除した方は1週間以内は切除部からの出血の可能性があります。激しい運動、飲酒、刺激物の摂取、熱い風呂への長時間の入浴などは控えるようにお願いいたします。

麻酔について(麻酔における注意点)

 胃カメラ、大腸カメラどちらも希望に応じて点滴からの静脈麻酔(眠る麻酔)での検査が可能です。内視鏡検査の苦痛軽減が可能です。
当院院長はこれまで検査や治療内視鏡で多くの麻酔下内視鏡を経験しております。麻酔は過度に投与しますと呼吸停止や心停止につながる恐れもあり、その経験も少なからずございます。そのため過度な麻酔は避け、安全に苦痛なく検査を行える適度な投与量を心がけております。麻酔使用後に危険と判断される場合は検査を途中で中止せざるを得ないこともあります。事前に問診の際に麻酔の希望と必要性、安全性につきましてよくご相談のうえで決定させていただきます。診察の結果、麻酔が安全に行えないと事前に判断した場合はご希望にそえない場合もありますのでご了承ください。
検査後は30分間クリニック内で休憩後に結果説明しご帰宅いただきます。また麻酔後の運転は控えていただきますようお願いをしております。必ず付き添いの方もしくはタクシーなどでの帰宅をお願いいたします。当院では検査後の運転などに伴う事故に関しては一切の責任を負いかねます。帰宅方法に関しましても事前に確認をさせていただきますのでご了承ください。

内視鏡検査費用

  1割負担 3割負担
胃カメラ 1500円~4000円前後 5000~11000円前後
大腸カメラ 2000円~4000円前後 6000円~12000円前後
大腸ポリープ切除 7000円~9000円前後 20000~30000円前後

*点滴、麻酔の有無、病理組織生検検査の有無などで上記金額より多少前後することもありますのでご了承ください。

著者情報

学歴

山梨大学医学部 卒業
山梨大学大学院博士課程修了
(研究課題:クローン病における便中カルプロテクチンと小腸バルーン内視鏡の関連)

主な職歴

山梨大学医学部附属病院 第1内科
山梨県立中央病院 消化器内科
東京医科歯科大学 消化器内科/炎症性腸疾患センター

所属学会・資格

日本内科学会 認定医
日本消化器病学会 専門医
日本内視鏡学会 専門医
日本消化管学会(胃腸科)専門医
日本炎症性腸疾患学会
難病指定医
小児慢性特定疾病指定医