いわもと内科おなかクリニック|甲府市向町

おなかに優しいかかりつけ医

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【胃腸炎について】

主な消化管感染症の感染源と潜伏期間

 

感染性腸炎(いわゆる食中毒)の主な病原生物と潜伏期間(感染してから発症するまでの期間)

夏場に増える感染と冬場に増える感染があります。

 

【胃腸炎の症状】

主要な症状としては急な腹痛、下痢、嘔吐、発熱、時に血便なども見られます。

 

【胃腸炎かもと思ったら】

症状が見られましたら胃腸科・消化器内科で相談するのが良いです。

 

【胃腸炎の原因と感染してから発症まで】

病原生物 潜伏期間 食品
ノロウイルス 24-48時間 貝類、二次感染
黄色ブドウ球菌毒素 1-6時間 手指からの感染(おにぎりなど)
ウエルシュ菌 6-18時間 食肉加工品
毒素原性大腸菌 1-3日間 糞便で汚染された食品
カンピロバクター 2-5日間 鶏肉、牛乳
サルモネラ 1-3日間 卵、鶏肉、生鮮食品、牛乳
腸炎ビブリオ 2-48時間 生の魚介類

 

【胃腸炎と診断されたら】

消化によい食事と水分摂取・安静にしましょう。症状が改善しないようであれば入院治療が必要な場合があります。その時は病院へ受診しましょう。

— 食事のとり方について —

急性胃腸炎のときは、胃腸がとても弱っているため、無理をせず段階的に食事を進めることが大切です。

■ 発症〜半日〜1日目

  • 無理に食べず、水分補給を優先してください。
  • 経口補水液・薄めたスポーツ飲料・お茶・お水などを少しずつ、こまめに。

■ 食欲が少し戻ったら(1~2日目)

  • 消化の良いものから少量ずつ。
    おすすめ:おかゆ、うどん、パン(白パン)、スープ、リンゴのすりおろし、ゼリー など
  • 脂っこいもの・生もの・乳製品・刺激物(コーヒー、香辛料、アルコール)はまだ控えてください。

■ 普段どおりに戻すタイミング

  • 下痢や腹痛が落ち着いたら、少しずつ通常の食事へ戻して大丈夫です。
  • いきなり普段どおりに食べると症状が悪化することがあります。

■ 注意する症状

  • 水分が取れない、尿が少ない、血便、強い腹痛や発熱が続く場合は、早めに受診してください。

 

(詳しくは動画で)

 

 

山梨県甲府市 消化器内科・内科・胃腸科 いわもと内科おなかクリニック

当院オリジナルの漫画です。お時間の合間でどうぞご覧ください。

 

(漫画で解説 潰瘍性大腸炎)

https://iwamoto-onaka.com/manga2/

 

(漫画でわかる 胃カメラ検査)

https://iwamoto-onaka.com/manga/

当院では以下の算定を実施しています。

  • 外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)
  • 医療DX加算
  • 短期滞在加算1
  • 情報通信機器を用いた診療
  • 酸素加算
  • 外来管理加算
  • 明細書発行体制等加算
  • 外来後発医薬品使用体制加算
  • 一般名処方加算

現在、消化器科医師を募集しています。当院で一緒に働きたい・ご興味のある方はエントリーフォームもしくは医院への電話から連絡をお願いいたします。採用条件などの気軽なお問い合わせだけでも歓迎です。

募集要件:消化器科医師(消化器内科・消化器外科)。専門医資格を有する方を優遇します。業務は診察・内視鏡検査・健診などです。

 

詳しくは

https://iwamoto-onaka.com/recruit/

よりご確認をお願いいたします。

当院では医師の働き方改革に賛同し、職場環境の整備にも尽力してまいります。お気軽にご相談ください。

 

なお、医師紹介業者様からの連絡は現在、お断りしています。あらかじめご了承ください。

 

山梨県甲府市向町202 いわもと内科おなかクリニック 院長 岩本史光

055-244-7144

 

2025年7月~9月で

胃カメラ 312件

大腸カメラ 224件(うち大腸ポリープ切除 120件)

を実施させていただきました。多くの方に受診いただきありがとうございます。今後も安心・安全な検査を継続してまいります。

保険診療のルールでよくある質問につきまして、当院では下記ルールの遵守徹底をしています。

他院にて下記ルールを遵守していない場合はその医院へ直接・もしくは厚生局へお問い合わせください。

(山梨厚生局:https://kouseikyoku.mhlw.go.jp/kantoshinetsu/gyomu/bu_ka/yamanashi/index.html

保険診療は「『厚生労働省令』で定めるところにより、健康保険診療に当たらなければならない。(健康保険法第72条)」とされています。国の定めた診療しかできません。

 

① 医師が不適当(保険適応外)と判断する処方・検査・治療などは受診者からの要望がありましても実施できません。(お店とは異なりますので希望の薬と違う/処方が出ない、本人希望の検査をしない、ということはあります。一部制限はありますが希望の強い方は自費診療をご検討ください。

② 代理受診・診察なしの処方は禁止です。(医師法第20条)必ず本人の受診が必要です。来院困難な方は一部制限はありますがオンライン診療もご検討ください(送料・手数料などは別途生じます)。他院でこれまで代理処方をうけていたという方は、ぜひ厚生局へご報告をお願いいたします。

③ 眠剤・湿布・鎮痛薬・風邪薬・目薬等の過剰な量の要求も不当と判断されるものは処方できません。(特にOTC類似品)長期間に必要な方は眼科・精神科・婦人科・整形外科など専門科へ紹介させていただくことがあります。

④ 健康診断(症状がないものや心配だから検査)は保険診療適応外です。「過去に他の病院の医師が定期的に行なった方が良いと言った」などの証明のないものも保険診療外です。軽微な症状に関しては受診した際の医師の判断となりますので受診してご相談ください。

 

・当院での大腸鏡の保険適応の例につきましてはこちらをご覧ください

(大腸カメラ検査について 費用・保険診療など)

https://iwamoto-onaka.com/information/%e8%83%83%e3%82%ab%e3%83%a1%e3%83%a9%e3%83%bb%e5%a4%a7%e8%85%b8%e5%86%85%e8%a6%96%e9%8f%a1%ef%bc%88%e5%a4%a7%e8%85%b8%e3%82%ab%e3%83%a1%e3%83%a9%ef%bc%89%e3%81%ae%e7%a9%ba%e3%81%8d%e7%8a%b6%e6%b3%81/

【潰瘍性大腸炎とは】

潰瘍性大腸炎とはびらんや潰瘍を形成する大腸の原因不明のびまん性非特異性炎症と定義されています。発症の原因は不明とされていますが自身の免疫の過剰な反応が原因の一端と考えられています。発症年齢は10歳代から30歳代の若年者から中高年に至るまで様々です。若い方ではストレス性の下痢症や痔と考えておりなかなか受診に至らず診断が遅れるケースも珍しくありません。

診断基準の症状としては持続性または反復性の粘血・血便、あるいは その既往があることが条件です。確定診断には大腸内視鏡検査が必要で、肛門付近の直腸と呼ばれる部位から小腸側に連続性に広がっていくことが内視鏡的な特徴とされます。

内視鏡所見は時に感染性腸炎などのほかの疾患とも類似することも多く、それらの疾患の除外は専門的な内視鏡診断や便培養検査などを行い鑑別します。


【潰瘍性大腸炎と診断されたら】

残念ながら「治癒」といったことは望めません。潰瘍性大腸炎は繰り返す疾患であり良い状態(寛解といいます)に落ち着くことはありますが、ある時に悪化(再燃といいます)をきたす可能性は何年経とうともあります。そのため定期的な通院、治療が必要となります。また長期間の罹病で大腸癌のリスクが上がってくることも定期検査の理由として挙げられます。特に状態がよくないまま長年経過をみることで大腸癌リスクは高くなりえますので症状が軽くとも適切な治療が必要です。現在の潰瘍性大腸炎の治療目標としては症状がないこと(臨床的寛解と呼びます)だけではなく内視鏡検査でもまったく炎症のない状態(粘膜治癒と呼びます)まで治療を行っていくことが現在の標準となっています。たとえ無症状でもしっかり治療をおこない、内視鏡的にも寛解させないと悪化のリスクや大腸癌リスクが高くなることが考えられます。


【潰瘍性大腸炎の治療】

潰瘍性大腸炎は症状から寛解・軽症・中等症・重症といった分類がされます。

また大腸の中で炎症の広がる範囲により直腸炎型(狭いタイプ)・左側大腸炎型(大腸の半分)・全大腸炎型に分類されます。その分類とこれまでの治療歴に基づき治療を決定します。

軽症例ではメサラジン製剤と呼ばれる炎症を抑える薬剤を使用します。

重症例やメサラジンのみで改善を認めない場合はステロイド製剤を始めとする免疫を抑える治療を行います。


・メサラジン製剤 (5ASA製剤)

炎症細胞から放出される活性酸素の消去、ロイコトリエンの生合成抑制により抗炎症作用を発揮します。軽症から中等症例の寛解導入に有効で、その第一選択薬となります。5-ASA製剤は用量依存であることが知られています。左側大腸炎型や直腸炎型では注腸剤や坐剤の単独もしくは内服との併用することもあります。

メサラジンアレルギーについて:https://iwamoto-onaka.com/blog/%e3%83%a1%e3%82%b5%e3%83%a9%e3%82%b8%e3%83%b3%e4%b8%8d%e8%80%90%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6%ef%bc%88%e6%bd%b0%e7%98%8d%e6%80%a7%e5%a4%a7%e8%85%b8%e7%82%8e%e3%83%bb%e3%82%af%e3%83%ad%e3%83%bc/

・ステロイド製剤

5-ASA製剤で効果不十分な中等症や重症例で経口、経静脈投与で使用されます。また直腸炎型でも効果不十分な場合はステロイド注腸剤や坐剤を使用することがあります。

ステロイドは初期治療(寛解導入)に有効とされますが良い状態を保つ継続治療(寛解維持)には有用性は低く、原則的には短期間で終了することを目指します。

・免疫調節剤

5ASA製剤のみでは寛解維持が困難な場合などの寛解維持に使用します。副作用として嘔気などの消化器症状、膵炎、肝機能障害や血球減少があり、使用開始後は血液検査を頻回に行う必要があります。また遺伝子的に強く副作用がでてしまい、使用が困難な方が日本人では約1%いることが近年しられています。免疫調節剤を使用検討する場合は事前に遺伝子検査(Nudt15)の測定を行うことで使用可能かを評価します。

・生物学的製剤/JAK阻害剤/カロテグラストメチル

上記の薬剤等で状態のよくならない場合は生物学的製剤と呼ばれる薬剤を使用して寛解導入・維持を行います。現在では抗TNF-α抗体・インテグリン阻害剤・JAK阻害剤・抗IL12/23抗体・カロテグラストメチルと呼ばれる薬剤が保険適応となっています。それぞれ薬剤の特徴がありどれを選択するかは専門医との十分な相談が必要です。


【当院で行える治療】

2025年7月現在、約275人の方が当院に定期通院いただいています。当院では日本炎症性腸疾患学会(JSIBD)認定指導医(専門医)が診療をしております。メサラジン(ペンタサ・アサコール・リアルダ)・サラゾピリン・ステロイド(プレドニン・レクタブル・コレチメント)・アザニン(アザチオプリン)・レミケード(インフリキシマブ)・ヒュミラ(アダリムマブ)・シンポニー・ステラーラ・オンボー・エンタイビオ・ゼルヤンツ・ジセレカ・リンヴォック・カログラ・スキリージの治療中・治療歴のある患者様が通院中です。

現在の薬剤で必ず効果のある薬剤・絶対に安全な薬剤といった絶対的な薬剤は潰瘍性大腸炎ではまだ存在しません。そのため治療方針に関しては専門的観点と患者様個々の状況に応じて治療方針を決定します。上記理由から多くの種類の薬剤を当院では使用中となっています。

安定している方・難治性の専門治療をご希望の方・土曜日診療をご希望の方などはお気軽にご相談ください。


【当院炎症性疾患外来について】下の文字をクリックしてください。

当院は日本炎症性腸疾患学会から指導施設の認定をされております。

診察につきましても同学会認定専門医が診療を行っております。

炎症性腸疾患(IBD)外来

 

(日本炎症性腸疾患学会HP)

https://www.jsibd.jp/guidance-facility/


【よくあるご質問】

Q:潰瘍性大腸炎は治りますか?

A:残念ながら完治といった状態とはなりません。良い状態・安定した状態(寛解)には至りますが急な悪化をする可能性は寛解期の方でも有しており定期的な通院・投薬・検査を必要とすることが多いです。状態は個々の方で異なりますので主治医より処方された内服忘れなど無いように継続することが重要です。一方で薬剤によっては副作用を生じることもあります。状態が悪い場合も医師に早くご相談ください。

2025年4月~6月で

胃カメラ 337件

大腸カメラ 223件(うち大腸ポリープ切除 122件)

を実施させていただきました。多くの方に受診いただきありがとうございます。今後も安心・安全な検査を継続してまいります。

大腸癌は増加している疾患です。最近では若年齢発症も増えています。便潜血検査で大腸癌健診をしましょう。

便潜血陽性の方は放置をせずに大腸カメラをうけましょう。早期発見・早期治療こそ重要です。

 

 

当院ではピロリ菌検査(ピロリ抗体・尿素呼気試験)が受けられます。

【ピロリ菌とは】

ピロリ菌とは胃の粘膜(表面)に生息し、萎縮性胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃癌などの病気を引き起こす原因となる菌です。ピロリ菌を除菌することで胃癌の発症リスクを下げることが可能となります。ピロリ菌陽性の方では年0.5%ほどの発癌リスクがあるとされています。長期の感染となるほどそのリスクが高くなることが想定されますので健診等で見つけた際は早めに除菌することが望ましいです。


【ピロリ菌治療を保険診療で行うにあたり必要なこと】

・ピロリ菌の治療は抗生物質の内服治療を1週間行います。

保険適応で処方を行うには上部内視鏡(胃カメラ)の結果で萎縮性胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍等の結果とピロリ菌陽性の証明(血液検査・糞便検査・呼気試験など)の2つを確認して初めて可能となります。他院や健康診断で検査を行った方は必ず結果を持参ください。口頭でのお伝えでは承ることはできません。

・健康診断の採血等でピロリ陽性であった場合も上部内視鏡検査が必須となります(原則半年以内)

・胃カメラの結果が無い方は保険診療でピロリ菌検査は行えません


【胃カメラを行わないでピロリ検査・治療希望の方へ】

胃カメラ検査をどうしてもうけることができない、といった方は少なからずいらっしゃいます。その場合は保険診療での処方はできず、自費診療となります。

当院では

  • ピロリ菌の検査(血液検査 税込み3300円)
  • ピロリ除菌薬処方時の診察・処方箋発行料 (税込み6600円)
  • 内服後の除菌判定の尿素呼気試験(内服終了より1か月後以降で実施 税込み8800円) 結果は郵送いたします。
  • 除菌処方薬(薬局での支払い 6000円~1万円程度)

で承っております。また3次除菌も同様です。希望の方はご相談ください。

注:ピロリ菌は除菌薬内服でも失敗することがあります。その際は薬剤を変更しての2次除菌を行う場合があります。その際も上記と同様の金額が再度発生します。

服薬による副作用で治療が必要となった際は保険診療での治療となります。

*注:自費検査で受ける際の結果は郵送対応をしております。外注検査となるため2-4週間ほど送付に時間を要します。ご了承ください。


【よくある質問】

Q:子供のピロリ菌検査はできますか?

A:小児に関しましては胃潰瘍などの診断をうけていない無症状の方の治療は推奨されていません。詳しくは小児科でお尋ねください。


【当院胃カメラ予約について】

WEBから24時間予約可能です。詳しくは下記リンクをタッチしてください。

https://iwamoto-onaka.com/ikamera/#section1

胃カメラの予約状況と費用】

https://iwamoto-onaka.com/information/%e8%83%83%e3%82%ab%e3%83%a1%e3%83%a9%e3%81%ae%e7%8f%be%e5%9c%a8%e3%81%ae%e4%ba%88%e7%b4%84%e7%8a%b6%e6%b3%81%e3%81%a8%e8%b2%bb%e7%94%a8/