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免疫抑制治療をされている患者様への新型コロナウイルスワクチン接種について(炎症性腸疾患専門外来)

22 Feb. 2021

免疫抑制治療をされている患者様への新型コロナウイルスワクチン接種について(炎症性腸疾患専門外来)

日本においても新型コロナウイルスワクチン接種が徐々に始まりつつあります。

日本炎症性腸疾患学会より炎症性腸疾患(IBD)患者様における新型コロナウイルスワクチン接種の可否につきまして情報提供がありましたので、一部要約・抜粋しご案内させていただきます。(未知の部分も多く、適宜変更、アップデートする場合はありますので定期的な情報確認が今後も必要です)

 

Q. 炎症性腸疾患の患者さんは新型コロナウイルスワクチンの接種を受けるべきでしょうか。

A. 新型コロナウイルスワクチンはいずれのメーカーでも高い有効率が報告されており、予防・重症化の抑制いづれも期待されています。IBD患者さんでのコロナウイルス感染率が高いことはありませんが、プレドニン20mg以上は重症化リスクと報告されます。そのためIBD患者さんではワクチン接種のメリットはあります。一方で副作用も起こりえます。

 

Q. 免疫を抑制する薬剤を服用している場合でも、新型コロナウイルスワクチンは接種できますか。

A. 現状では接種が禁忌とはなっておりませんが、免疫抑制薬使用中の方の安全性や有効性データはありません。免疫を抑制する薬剤を投与されている患者さんにおいてはワクチンの有効性が低下する可能性があります。例えば、抗 TNF 抗体製剤の投与を受けている炎症性腸疾患患者さんでは、インフルエンザ、B 型肝炎ウイルス、肺炎球菌に対するワクチンによる抗体価が減弱していたことが報告されています。現時点では、免疫抑制薬による新型コロナウイルスワクチンへの影響は不明です。

(日本炎症性腸疾患学会ホームページ)

http://jsibd.jp/

 

*今後も情報は変更となる可能性があります。詳しくは直接受診の際におたずねください。

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