胃腸炎 主な消化管感染症の感染源と潜伏期間
24 Nov. 2025【胃腸炎について】
主な消化管感染症の感染源と潜伏期間
感染性腸炎(いわゆる食中毒)の主な病原生物と潜伏期間(感染してから発症するまでの期間)
夏場に増える感染と冬場に増える感染があります。
【胃腸炎の症状】
主要な症状としては急な腹痛、下痢、嘔吐、発熱、時に血便なども見られます。
【胃腸炎かもと思ったら】
症状が見られましたら胃腸科・消化器内科で相談するのが良いです。
【胃腸炎の原因と感染してから発症まで】
| 病原生物 | 潜伏期間 | 食品 |
| ノロウイルス | 24-48時間 | 貝類、二次感染 |
| 黄色ブドウ球菌毒素 | 1-6時間 | 手指からの感染(おにぎりなど) |
| ウエルシュ菌 | 6-18時間 | 食肉加工品 |
| 毒素原性大腸菌 | 1-3日間 | 糞便で汚染された食品 |
| カンピロバクター | 2-5日間 | 鶏肉、牛乳 |
| サルモネラ | 1-3日間 | 卵、鶏肉、生鮮食品、牛乳 |
| 腸炎ビブリオ | 2-48時間 | 生の魚介類 |
【胃腸炎と診断されたら】
消化によい食事と水分摂取・安静にしましょう。症状が改善しないようであれば入院治療が必要な場合があります。その時は病院へ受診しましょう。
— 食事のとり方について —
急性胃腸炎のときは、胃腸がとても弱っているため、無理をせず段階的に食事を進めることが大切です。
■ 発症〜半日〜1日目
- 無理に食べず、水分補給を優先してください。
- 経口補水液・薄めたスポーツ飲料・お茶・お水などを少しずつ、こまめに。
■ 食欲が少し戻ったら(1~2日目)
- 消化の良いものから少量ずつ。
おすすめ:おかゆ、うどん、パン(白パン)、スープ、リンゴのすりおろし、ゼリー など - 脂っこいもの・生もの・乳製品・刺激物(コーヒー、香辛料、アルコール)はまだ控えてください。
■ 普段どおりに戻すタイミング
- 下痢や腹痛が落ち着いたら、少しずつ通常の食事へ戻して大丈夫です。
- いきなり普段どおりに食べると症状が悪化することがあります。
■ 注意する症状
- 水分が取れない、尿が少ない、血便、強い腹痛や発熱が続く場合は、早めに受診してください。
(詳しくは動画で)
山梨県甲府市 消化器内科・内科・胃腸科 いわもと内科おなかクリニック
