いわもと内科おなかクリニック|甲府市向町

おなかに優しいかかりつけ医

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当院ではピロリ菌検査(ピロリ抗体・尿素呼気試験)が受けられます。

【ピロリ菌とは】

ピロリ菌とは胃の粘膜(表面)に生息し、萎縮性胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃癌などの病気を引き起こす原因となる菌です。ピロリ菌を除菌することで胃癌の発症リスクを下げることが可能となります。ピロリ菌陽性の方では年0.5%ほどの発癌リスクがあるとされています。長期の感染となるほどそのリスクが高くなることが想定されますので健診等で見つけた際は早めに除菌することが望ましいです。


【ピロリ菌治療を保険診療で行うにあたり必要なこと】

・ピロリ菌の治療は抗生物質の内服治療を1週間行います。

保険適応で処方を行うには上部内視鏡(胃カメラ)の結果で萎縮性胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍等の結果とピロリ菌陽性の証明(血液検査・糞便検査・呼気試験など)の2つを確認して初めて可能となります。他院や健康診断で検査を行った方は必ず結果を持参ください。口頭でのお伝えでは承ることはできません。

・健康診断の採血等でピロリ陽性であった場合も上部内視鏡検査が必須となります(原則半年以内)

・胃カメラの結果が無い方は保険診療でピロリ菌検査は行えません


【胃カメラを行わないでピロリ検査・治療希望の方へ】

胃カメラ検査をどうしてもうけることができない、といった方は少なからずいらっしゃいます。その場合は保険診療での処方はできず、自費診療となります。

当院では

  • ピロリ菌の検査(血液検査 税込み3300円)
  • ピロリ除菌薬処方時の診察・処方箋発行料 (税込み6600円)
  • 内服後の除菌判定の尿素呼気試験(内服終了より1か月後以降で実施 税込み8800円) 結果は郵送いたします。
  • 除菌処方薬(薬局での支払い 6000円~1万円程度)

で承っております。また3次除菌も同様です。希望の方はご相談ください。

注:ピロリ菌は除菌薬内服でも失敗することがあります。その際は薬剤を変更しての2次除菌を行う場合があります。その際も上記と同様の金額が再度発生します。

服薬による副作用で治療が必要となった際は保険診療での治療となります。

*注:自費検査で受ける際の結果は郵送対応をしております。外注検査となるため2-4週間ほど送付に時間を要します。ご了承ください。


【よくある質問】

Q:子供のピロリ菌検査はできますか?

A:小児に関しましては胃潰瘍などの診断をうけていない無症状の方の治療は推奨されていません。詳しくは小児科でお尋ねください。


【当院胃カメラ予約について】

WEBから24時間予約可能です。詳しくは下記リンクをタッチしてください。

https://iwamoto-onaka.com/ikamera/#section1

胃カメラの予約状況と費用】

https://iwamoto-onaka.com/information/%e8%83%83%e3%82%ab%e3%83%a1%e3%83%a9%e3%81%ae%e7%8f%be%e5%9c%a8%e3%81%ae%e4%ba%88%e7%b4%84%e7%8a%b6%e6%b3%81%e3%81%a8%e8%b2%bb%e7%94%a8/

こんな症状ありませんか?

  • 嚥下困難(食べ物が飲み込みにくい)
  • 食物が食道につかえる感じ(食道内異物感)
  • 固形物を飲み込むときの痛みや違和感
  • 胸の痛み(非心臓性の胸痛)
  • 食事中の嘔吐や吐き気
  • 繰り返す食道閉塞(食べ物が詰まって動かなくなる)
  • PPI(プロトンポンプ阻害薬)に反応しない胃酸逆流様症状
  • 症状が慢性・反復的に起こる

上記のような症状が当てはまる場合、「好酸球性食道炎」の可能性があります。

 

好酸球性食道炎とは

好酸球性食道炎(Eosinophilic Esophagitis:EoE)は、アレルギー反応によって食道に炎症が起きる慢性疾患です。主に食物や環境中のアレルゲン(アレルギーの原因物質)が関与しており、食道の粘膜に「好酸球」という白血球の一種が異常に集まります。

この病気になると、食べ物が飲み込みにくくなる(嚥下困難)、食道につかえる感じがするなどの症状が現れ、ひどい場合は食事中に食道が完全に詰まってしまうこともあります。
また、胃薬(PPI)が効かない「胸やけ症状」が続くときにも、EoEの可能性があります。

アレルギー体質の人や喘息・アトピーのある人に多く見られ、20~40代の男性に特に多いとされています。

治療には、原因となる食べ物を除去する食事療法や、ステロイド薬の内服・吸入薬の嚥下使用などが行われます。慢性疾患であるため、早期の診断と継続的な管理が重要です

 

好酸球性食道炎(Eosinophilic Esophagitis:EoE)になりやすい人の特徴

  • アレルギー体質の人(特に食物アレルギーや環境アレルギーがある人)
  • 喘息やアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などを持っている人
  • 家族にアレルギー疾患や好酸球性食道炎の人がいる(家族歴)
  • 若年~中年男性に多い(特に20~40代の男性)
  • 季節性アレルギー(花粉症など)を持っている人
  • 小児期にアレルギー性疾患があった人
  • 特定の食物(乳製品、小麦、卵、大豆、ナッツ、魚介類など)に対する過敏性がある人
  • 胃酸逆流症状があるが、PPI(プロトンポンプ阻害薬)が効かない人
  • 慢性的な嚥下困難や食物のつかえ感がある人

 

好酸球性食道炎の診断

好酸球性食道炎(EoE)を正しく診断するには、内視鏡検査と組織検査(生検)がとても重要です。

まず、症状(食べ物がつかえる、飲み込みにくい、胸の違和感など)に応じて、胃カメラを行います。内視鏡では以下のような所見が見られることがあります:

  • 食道に白い点々(好酸球の集まり)
  • 縦に走る細かい溝(縦走溝)
  • 食道の狭まり(狭窄)
  • 食道粘膜のザラザラした感じ(輪状模様やしわ)

ただし、見た目が正常に近い場合でも異常があることがあるため、食道の複数の場所から組織を少しずつ採取し(生検)、顕微鏡で好酸球の数を調べる必要があります。

診断のポイントは以下の通りです:

  • 食道の組織に1視野あたり15個以上の好酸球が認められること
  • 胃や十二指腸では好酸球が多くないこと
  • 他の病気(胃酸逆流症や感染など)による炎症でないことを確認すること

また、PPI(胃酸を抑える薬)を一定期間使っても改善しない場合も、EoEを疑う重要な手がかりとなります。

 

好酸球性食道炎かなと思ったら当院へ

当院は消化器症状・疾患を専門としたクリニックです。好酸球性食道炎が疑われる症状にお心当たりある方は、お気軽に当院を受診ください。

(EOEの内視鏡写真)

 

 

 

 

 

 

 

山梨県甲府市 いわもと内科おなかクリニック

https://iwamoto-onaka.com/

2025年1月~3月で

胃カメラ 291件

大腸カメラ 212件(うち大腸ポリープ切除 117件)

を実施させていただきました。多くの方に受診いただきありがとうございます。今後も安心・安全な検査を継続してまいります。

 

【メサラジン(5ASA製剤)とは】(潰瘍性大腸炎・クローン病)

(日本炎症性腸疾患協会の刊行するIBDニュースに院長が執筆させていだいたものより改定・抜粋しています)

炎症性腸疾患においてメサラジン(5ASA製剤)は初期治療として最も頻用される重要な基盤となる薬剤です。危険性が低く、寛解導入(腸炎を良くする)や寛解維持(良い状態を保つ)ことのできる薬剤です。特に潰瘍性大腸炎ではこの薬剤の効果次第でその後の再燃率が大きく変わります。しかし、残念ながらその薬に対して副作用の出てしまう方もいます。


【メサラジン不耐(5ASA不耐)とは】

メサラジンは日本国内で、潰瘍性大腸炎ではペンタサ®、アサコール®、リアルダ®、サラゾピリン®の3種類、クローン病ではペンタサ®が使用可能です。「メサラジン不耐」といった言葉には明確な定義はありませんが、一般的にはメサラジンで副作用の出てしまう症例、つまり「メサラジンに耐えられない」場合を表現します。メサラジンに耐えられない理由として、メサラジンに対する免疫反応(アレルギー:飲むことが全くできない)によるものと、免疫反応とは異なった薬剤の代謝能異常による副作用(内服量が多くなると出現する)がありますが厳密に診断することができないことが多いです。

メサラジン不耐の所見としては内服開始から1~2週間以内に下痢の悪化、発熱、皮疹などの症状や血液中の好酸球という細胞の上昇が見られます。その他には重篤な副作用として膵炎、間質性肺炎や間質性腎炎といった臓器障害、肝機能障害などが挙げられます。また内服を中止することで症状が改善すること、内視鏡所見が症状の悪化と比べて比較的軽度であることも疑うきっかけとなります。


【メサラジン不耐と診断されたら】

メサラジン不耐の患者さんの治療はステロイド治療、免疫調節剤(アザニン®、ロイケリン®)や生物学的製剤などの難治例の治療薬を使用せざるを得なくなることが多くなり、それは身体的負担や経済的負担が大きくなることが予想されます。不耐を疑われた場合は専門医と患者さん自身がよく相談して治療方針を定めていくことが重要となります。


【メサラジン不耐症の際の免疫治療も当院で実施しています】

当院でもメサラジン不耐の患者さんには免疫治療を行います。患者さんの重症度や薬剤の効果、安全性、投与方法(点滴、方に注射など)や妊娠可能性などのライフイベントも加味して患者さんごとに最適な薬剤を決定します。

詳しくは当院受診した際にご相談ください。


 

日本炎症性腸疾患協会(CCFJ)

http://ccfj.jp/

 

(IBDニュース Vol 68. 院長執筆の掲載紙です)

http://ccfj.jp/system/wp-content/uploads/2019/12/ibdnews68web.pdf

 

 

山梨県甲府市 いわもと内科おなかクリニック

当院は日本炎症性腸疾患学会(JSIBD) 認定指導施設です。

 

日本炎症性腸疾患学会(JSIBD)

https://www.jsibd.jp/guidance-facility/

【当院院長が日本消化器内視鏡学会甲信越支部セミナーの講師として講演をさせていただきました。】
2025年1月25日配信開始の上記講演にて日本内視鏡学会専門医・専門医を志望される医師を対象に「炎症性腸疾患診療における内視鏡の役割」という演題名で講師を務めさせていただきました。
炎症性腸疾患の罹患者数は増えているものの、炎症性腸疾患や消化器難病を診療する医師・病院がまだ不足しているのが現状です。少しでも多くの医療機関で診療が可能となり、患者さんにとって通いやすくなれば幸いです。
炎症性腸疾患の方は病状が安定していても年に1回を目途に内視鏡検査をうけておくと安心です。まずは主治医に確認をしましょう
当院院長は日本内視鏡学会認定の専門医および日本炎症性腸疾患学会認定の専門医資格を保有しています。内視鏡ご希望の方はお気軽にご相談ください。
当院では胃カメラ大腸カメラの精密検査及び内視鏡ドック(健康診断)を実施しています。
(日本内視鏡学会甲信越セミナー)
(日本内視鏡学会)

【大腸癌の発症年齢が低年齢化してきている】

現在、日本において若年層における大腸癌の増加が懸念されています。従来、大腸癌は高齢者に多く見られる疾患として認識されてきましたが、近年、特に20代から40代の若年層においても発症率が増加していることが確認されています。

日本では、厚生労働省の「がん統計」や日本癌治療学会などのデータから、若年層における大腸癌の増加傾向が示されています。例えば、日本癌学会の統計によると、大腸癌は日本における癌の中で最も発症率が高い部位であり、若年層でもその傾向が顕著になっています。特に、生活習慣の変化や食生活の影響が指摘されており、加工食品や脂肪分の多い食事、運動不足がリスクを高める要因とされています。

加えて、国立がん研究センターの研究によると、若年層の大腸癌患者は早期に診断されることが少なく、発見が遅れることが多いと報告されています。これにより、治療の難易度が上がり、予後が悪化する場合もあります。若年層における大腸癌の増加は、早期発見と予防の重要性を再認識させるものです。

大腸癌は遺伝的要因だけでなく、食生活、運動不足、喫煙、過度の飲酒などの生活習慣が密接に関連していることがわかっています。このような背景から、若年層に対する健診と予防が重要です。

参考文献

  • 厚生労働省「がん統計」(2021年)
  • 日本癌学会「がんの発生状況について」【日本癌学会】
  • 国立がん研究センター「がん情報サービス」【国立がん研究センター】

【大腸癌の心配な方は便潜血を】

まずは大腸癌健診をうけましょう。便潜血陽性の方は大腸カメラをうけましょう

(下記の文章をクリックしてください)

まずは便潜血検査で大腸カメラが必要か判断をしましょう

2024年10月~12月で

胃カメラ 314件

大腸カメラ 205件(うち大腸ポリープ切除 113件)

を実施させていただきました。多くの方に受診いただきありがとうございます。今後も安心・安全な検査を継続してまいります。

 

2024年7月~9月で

胃カメラ 261件

大腸カメラ 188件(うち大腸ポリープ切除 101件)

を実施させていただきました。多くの方に受診いただきありがとうございます。今後も安心・安全な検査を継続してまいります。

2024年4月~6月で

胃カメラ 272件

大腸カメラ 203件(うち大腸ポリープ切除 89件)

を実施させていただきました。多くの方に受診いただきありがとうございます。今後も安心・安全な検査を継続してまいります。

当院が日本炎症性腸疾患学会(JSIBD) 認定の指導施設となりました。

また院長 岩本が同学会から指導医・専門医の認定をいただきました。

 

炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)診療の専門施設として精進してまいります。

当院では免疫治療・生物学的製剤・JAK製剤による治療を行っています。

 

日本炎症性腸疾患学会(JSIBD)

https://www.jsibd.jp/guidance-facility/

 

当院炎症性腸疾患外来

炎症性腸疾患(IBD)外来